みなさんこんにちは!自然栽培で独立を目指す
だいみょんと申します!
この間野菜の種をたくさん買ったんですよ!
僕は自然栽培をやっているので埼玉県にある「野口種苗研究所」という所のサイトで、固定種の種や無消毒の種を買いました。
良かったタネ!!
でこのブログを終了したいのですが笑、『種』は闇が深いので書いていきます!
日本で売られている種の90%が海外で生産されている
ことをみなさんはご存知でしたか?
9割海外産です笑
しかもそのほとんどが
F1品種
めっちゃ早そうな名前ですね笑
F1品種とは種にある優勢遺伝子と劣勢遺伝子のうち、優勢遺伝子同士をかけあわせて作った種です。
例えば、
めっちゃ甘いけど病気に弱いトマト(Aa)
甘くないけど病気に強いトマト(Bb)
これらを用いて、いいとこどりをした
甘くて病気に強いトマト(AB)の種を作るのです。
これがF1品種。
しかしF1品種は、親の世代(ABの世代)は上手くいきますが、
子の世代(ABと ABが交配した世代)は、AA、 AB、 B B、ABというように、性質が安定しないトマトが出来てしまいます。
いい作物が出来ないので、基本的に
自家採種できない
ことになります。
これが意味することは、
毎年種を買わなくていけない
ということ。
つまりは
種会社が儲かる
仕組みが出来ているのです。
9割海外産でしたよね?イコール
海外の巨大な種メーカーが儲かる仕組み
なのです。Yes We Can!されちゃってます笑
さらに問題なのが2020年に種苗法が改正され、
現在トマトやナスなどメジャーな野菜を含め300種類を超える品目が自家採種禁止とされています。
これはシャインマスカットなど日本の誇る優秀な品種の海外流出を防ぐことが大きな目的とされていますが、海外では育てた野菜の種を採って増植するのは
『農家の権利』
という声が多く広がっています。
日本もかつて当然そうでした。
しかし今は、多くの野菜が自分で種を採って再び撒いて野菜を育てるという当然の流れが原則禁止されているのです(料金を払い許諾を得ればいい野菜もある)。
その品目も毎年増えている。
結局有名どころの野菜作りたきゃ、
農家は種買いなっ
ってことですね。
さらに怖いのは、日本は300種類を超える
「遺伝子組み換え作物」の栽培許可件数があると
山田正彦著 『タネはどうなる!?』の中には書かれています。
え?ふつーに怖くない?笑
EUや現在メディアから叩かれているロシアなんかは遺伝子組み換え作物は作らない、輸入しないという流れですよ!
日本は遺伝子組み換え作物の先進国になろうとしているんです。それも、みんな知らないうちに。
商品ラベルの表示も
『遺伝子組み換えでない』から
『遺伝子組み換え混入防止管理済』
に変わっちゃってますよね?
混入防止管理はしてるけど、100%入ってないとは言えないってことです笑 笑えないか
固定種や一般品種の種は自家採種が認められています。だから野口種苗さんのような所で種を買って僕は自家採種を続けていく予定です。
もっとも、栽培が下手なので
しばらくお世話になります野口さん
状態です笑
海外の圧力にがんじがらめ感がでちゃってる種業界。
せめて安心な種を•土に優しい種を取り扱って欲しいと願う農家の独り言でした。
読んでいただきありがとうございました!
何かの生活のヒントになれば幸いです!